組合紹介

近畿大学教職員組合は、近畿大学における最初の労働組合として1956年に設立されました。

その後、新組合の設立や分裂・統合などを経て、近畿大学には現在、近畿大学教職員組合・近畿大学学園教職員組合・近畿大学医学部教職員組合・近畿大学工学部教職員組合の四つの労働組合があります。

 

私たち近畿大学教職員組合には、役員や人事総務担当職員以外のすべての専任教職員が加入できます。「管理職は組合に入れない」と誤解している方もいますが、そのようなことはありません。加入できないのは、経営者と一体的な立場で人事や労働時間管理に責任と権限を有するごく一部の者であり、ほとんどの管理職は問題なく加入できます。

 

現在は、主として東大阪キャンパスの各学部、奈良キャンパスの農学部、福岡地区(産業理工学部と附属福岡高校)の教職員で組織されていますが、他のキャンパス・附属校・病院等に勤務する方の加入も歓迎いたします。
また、外部の非常勤講師組合と連携を取る形で、非常勤講師の労働問題にも対応しています。

 

現在、教員に比べて事務職員の加入者数が少なく、要求が教員に偏りがちになっています。ぜひ事務職員の方も加入いただき、ともに労働環境の改善を目指しましょう。

  • 組合員に対し、デモ・ビラ配り・選挙などの動員は一切ありません。
  • 政治家との意見交換をすることがあっても、特定の政党・政治勢力は支持していません。
  • 情報公開を徹底しています。原則月2回以上、すべての組合員が出席可能な拡大執行委員会(オンライン)を開催し、組合運営の諸問題を議決しています。透明で民主的な組合運営に徹しています。
  • 組合員同士和気あいあいと活動しています。キャンパス、学部、附属校の枠を超えた人間関係ができて幅広い有益な情報交換ができます。

主要な成果

1.企業内組合としての責務と成果

  • 労働協約を締結し東大阪及び奈良キャンパスの全専任教職員の月給及びボーナスの金額と支給方法を確定しています。
  • 東大阪および奈良キャンパスの労働安全委員会に組合代表が出席しています。この委員会は、労働者の健康や安全の諸問題を審議し長時間残業を監視し適切な対応策を検討する労使の委員会です。

2.労働条件・教育研究条件の改善例

  • 大学教員在外研究・研究休暇制度(サバティカル)の設置、拡充
  • 入試手当の増額
  • 過半数代表者選挙方法の民主化
  • 附属校長の専任化
  • 減年回復・前歴換算
  • 欠勤控除・休職制度改善
  • 職員夏期特別休暇延長
  • 附属病院医療費減免
  • 未払い賃金(残業代)の請求

3.個別的労働紛争の解決

  • 不当解雇の撤回
  • 不当処分(降格・役職解任等)の撤回
  • 育児休業による昇給停止の是正
  • ハラスメントの解決

 その他、組合員の様々な要望を交渉し、非常に多くの成果を上げています。


2023年度執行部の紹介

 

執行委員長 光永 農学部
副執行委員長 阪本 文芸学部
森本 農学部
書記長 藤巻 文芸学部
副書記長 北川 農学部
菅原 理工学部
平川 産業理工学部
会計委員 福田 法学部
執行委員 有馬 経済学部
香取 農学部
タナンゴナン 農学部
文芸学部
中島 経営学部
文芸学部
人見 文芸学部
廣岡 農学部
文芸学部
森川 外部有識者
森川 経営学部
山田 附属福岡高校
会計監査委員 前潟 農学部

水沼

文芸学部

2016年5月に配布した組合案内の表面です。